できない理由を断て

 1.前例主義に陥るな
  同じケースは二度とない。前例に従うより、まずは動いてあとから修正する。
 2.「時間がない」と言わせるな
 「時間がない」は「無能」と同義。
 仕事のムダをなくし、よりよくしようと試みないから、進歩しない。
 3.平凡なアイデアを否定しない
 提案はどんどん出させる。平凡なアイデアがきっかけとなって革新的な工夫がうまれる。
 4.「両面発想」で不可能を可能にする
 「相手」と「自分」。両方の立場を考え、物事を進める両面発想が利益を生む。
 つねに、正反対の2つの視点を持つ。
 5.「一人ツッコミ」で改善点を探す
 自分の考えを絶対だと思うな。
 自己批評する「一人ツッコミ」ができると仕事の質が向上する。
 6.人の話を聞き出すクセをつける
 自分のことばかり話すのはひとりよがり。
 相手の話を上手に聞き出すことで、何が足りないのかが見えてくる。
 7.「第三の道」を探れ
 両面発想でも解決できないときは、その間にある第三の道を探れ。
 新しい局面を切り拓く知恵が湧く。
 8.「型破り発想」でできる方法を探る
 発想を思いきり転換してみる。
 常識を超えたバカバカしいアイデアが、思いもよらぬ好結果を生み出す。
 9.工夫し続ける
 相手が感謝してくれる喜びを知ると、 人は創意工夫がおもしろくなる。
 部下にその喜びを教えられる上司となれ。
10.「小一歩」から歩み出す
 「小さなこと」「できること」「身近なこと」・・・
 小さな一歩を踏み出すことから、大きな変化がもたらされる。
11.得手不得手にこだわりすぎない
 未知の分野は能力を発揮するチャンス。
 「むずかしいことをやってみる」ことで可能性が広がる。
12.最後までやらせるコツ
 大きな目標を掲げるだけでなく、具体的にテーマを絞り込んで、動機や背景を明確にする。
13.壁にぶつかったときの対処法
 壁にぶつかって進歩が見られないときは、徹底的に状況把握をすること。
 基本に立ち返ること。
 〈商工にっぽん)